今回は、おばあさんに「荷物を持ちましょうか?」と言えなかった後悔を反省します。
おばあさんを見て見ぬふり
地下鉄の駅構内、おばあさんが一生懸命階段を登っていました。
片手は手すりにつかまって、もう片手は杖と荷物を持っていました。
私はおばあさんの後ろから階段を登り、荷物が多くて大変そうだなぁと思いながらもそのままおばあさんを追い越しました。
階段を登りきると、次は下りの階段がありました。
そこにはエスカレーターもエレベーターもなく、全然バリアフリーじゃありません。
下りの階段の方が足元に神経を使うし、荷物を持った手で杖をつくのは難しいと思い、私はおばあさんが心配になりました。
しかし私はおばあさんに「荷物を持ちましょうか?」と言えませんでした。
私はおばあさんを心配しつつもおばあさんを抜かして階段を下りてから、さりげなく後ろを振り向くと、
おばあさんは慎重に一歩ずつ階段を下りていました。
「このおばあさんは多分大丈夫だろう。」
と何故か私は自分勝手にも「大丈夫」ということにして、おばあさんのもとを去りました。
自分の行動を後悔
「あの時、声をかければよかった」と後悔しています。
おばあさんはきっと階段を下りるのが怖かったはず。
たまたまエスカレーターがない駅だから、頑張って階段を下りていたはず。
エスカレーターやエレベーターがあれば迷わず乗っていたでしょう。
あの時、私は知人との約束の時間に遅れそうで急いでいました。
もっと時間と心に余裕があれば、おばあさんに声をかけることが出来たかもしれません。
いや、約束の時間に遅れても、気になるなら声をかけるべきでした。
今まで一度も「荷物を持ちましょうか?」と言ったことがありません。
言うのは勇気がいりますが、声をかけられて嫌な思いをする人は少ないはず。
今後もし同じような状況になった時には、とりあえず声をかけてみたいと思います。
そこで「結構」と言われればそれでよし。
もし「助かった」と言われればなお良し。
見てみぬふりをして、後悔しないようにしたいです。
もし実践できたらこのブログで報告したいと思います。