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おばさんがおばあさんに電車の席を譲る話

おばさんがおばあさんに席を譲る

 

 

おばさんがおばあさんに席を譲る

先日、電車に乗っていた時のこと。

 

新宿駅に着くと、3人家族が乗車しました。

  • 子ども(5歳くらい)
  • その母親(35歳くらい)
  • 子どものおばあちゃん(60歳くらい。以下、おばさん

だと思われる3人です。

 

ちょうど3席並んで空いた席に、子どもと母親が座りました。

 

そしておばさんも座ろうと腰をおろしかけたのですが、

 

おばさんは立っているおばあさん(75歳くらい)に気づいて席を離れました。

 

おばあさんは空席側とは反対側のドア付近にもたれかかっています。

 

おばさんおばあさんに近づき、

 

「席が空いていますよ! 座りませんか?」

 

と言って席を譲ろうとしました。

 

するとおばあさんは、

 

高田馬場(2駅目)で降りるから!」

 

と座るのを断りました。

 

結局おばあさんが席に座らなかったので、おばさんが席に座りました。

 

おばさんおばあさんがやりとりしていた10秒間、譲ろうとしている空席に他の誰かが座ってしまわないか心配しましたが、席は空いたままで、誰も座ろうとしませんでした。

 

二人がはっきりした大きな声でやり取りをしていたので、周囲の乗客も二人に注目していたようです。

 

おばさんの凄さ

今回遭遇したおばさんは凄いと思います!

  1. 誰よりも早くおばあさんの存在に気付く
  2. おばさんがおばあさんに席を譲る(おばさんも座りたいはず)
  3. 空席とおばあさんの距離が遠くても席を譲る(空席が埋まってしまう危険性もある)
  4. 周囲の人にも聞こえるような大きな声で席を譲る(周囲の人が空席に座れないようになる)

上記全てを出来る人はなかなかいないはずです。

 

顔見知りが多いバスでは、高齢者同士が席を譲り合う光景をよく見かけますが、電車ではあまり見かけません。

 

特に自分の席から少し離れた位置に立ってる人に席を譲ろうとする人は少ない気がします。

 

今回の60歳くらいのおばさんは、おばあさんの存在にいち早く気付き、本当は自分も座りたいはずなのに、席を譲るためにおばあさんの側まで行って声をかけたのは、とても思いやりがあると思います。

 

席に座りたい気持ちが強い人ほど席を譲れる

おばさんがおばあさんに席を譲るのは、相手の気持ちが理解できるからでしょうか。

 

自分が段々年を重ねて疲れやすくなると、席に座りたい気持ちが強くなり、本当に席を必要としている人の気持ちが分かってくるのだと思います。

 

とはいえ年齢に関係なく誰でも疲れたら席に座りたいものです。

 

つまり席に座りたい人の気持ちは年齢に関係なく誰でも分かります。

 

「自分がこれほど座りたいと思うなら、年上のあの人はもっと座りたいはず」ということは誰でも想像できることです。

 

席を譲ろうとして断られたら、また自分が座ればいいので、まずは声をかけるのが一番優しいはず。

 

正直、まだ高齢者とは言えない元気そうな中年(50~65歳くらい)の人には、席を譲るべきか迷うことはあります。

 

中年くらいだと席を譲られると不快な思いをするでしょうか?

 

まずは、おばあさん・おじいさんと呼べる人に対しては絶対に席を譲れるようにしたいです。

 

おばあさんに席を譲るおばさんを見習って、もっと若い人が席を譲れるようにならないといけないと思いました!